ぶりきさんが来てくれたず~~~っと前の年です。
和歌山県の下北山村というところにホタルを見に行ってました。
そのころ、海釣りに、はまっていて
深夜から和歌山県に向けて出発することが多かったんです。
そしたら、たまたま、通りがかった本当に小さな川の橋から見たホタルが
まるで、クリスマスツリーのように、木に一杯止まって輝いていたんです。
当時、携帯電話は、まだ、分厚くてメールなんて機能が無い時代です。
その携帯電話の光が、ホタルの光の色に似ていたんだと思います。
携帯電話にホタルが集まってきてくれって
本当に幻想的な感じがしました。
都会の目にうるさい光じゃなくて、とても柔らかな光で
音もなく、ゆっくりと明滅するその姿に感動しました。
で、嫁さんや子供にも見せてやりたいと、探したのが下北山村だったんです。
村にあるコテージから車で移動してホタルを見に行くのですが
山道の途中で村の方が誘導してくれて路肩駐車します。
そこから、沢に下りていって、村の方の手作りと思われる桟橋からホタルを眺めます。
タダでさえ明かりのない田舎の山道。
そこから、うっそうと茂る木立の中、沢におりていきます。
そしたら、いきなりです。
きっと、昔の日本は天の川ってこんな風だったんじゃないのかなと思うような
やわらかい光の絨毯が、川面に広がっていました。
不思議と、みんな、明滅の間隔が揃っていて、フワフワと柔らかく明滅しています。
そんな光の絨毯の上を歩けそうな錯覚を覚えた記憶があります。
ところが温暖化の影響か見に行くたびに
ホタルの数がどんどん減ってしまい、
あぁ、今年も又減ってしまったと思うようになりました。
子供達が物心つくようになってからは、
少し場所を移動して和歌山の細野渓流というキャンプ場に行っています。
ぶりきさんが来る前はここのコテージに泊まっていましたが
ぶりきさんは、コテージには入れないのでテント泊まりに変更です^^
毎年、6月の第二土曜日の夜はホタル祭りです。
御餅を臼で叩いて、その場で、おぜんざいにしてくれます。
下北山村見たホタルの迫力のある乱舞とは違います。
こちらでは広い川幅をゆったりと明滅しながら行き来する様子をみることができます。
川辺まで、ホタル達が飛んできてくれます。
ホタルを追いかけて、うっかり川に落ちても水深が浅くて安全です。
うちわで、すくうようにホタルを捕まえるおばあちゃんの仕草をみて本当に感動しました。
何も、虫取り網でなくてもホタルは捕まえることができるんだ。
なんて、自分達は無粋なことをしているんだって反省しました。
もちろん、捕まえたホタルは、キャッチ アンド リリースです。
手の上で数分光る様子を観察したら放ちます。
来年も一杯目を楽しませてくれよ~~って^^
今年のホタルは、少し少なかったです。
川辺にまで、飛んできてくれるホタルはほんの数匹でした。
わんこOKの細野渓流キャンプ場では、何頭かのわんこと出会えました。
キャンプが慣れているワンコたちなのかみんな賢くゲージに入っていました。
ぶりきさんは、門番のように、木にくくられ、通りがかった人に
「よくキタナ」わんわんわん「もういっちゃうのか」わんわんわん
うるさいこと、このうえないw
でも、ぶりきさん、このときだけは、必死の無言の抵抗・・・・
ことしも、水嫌いは克服できそうにないです・・・・・
残雪ゾーンが姿消す・・
10 時間前
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