2009年7月23日木曜日

ミゲはひまわりが大好きです。
本当に、こどもにお花の絵を描いてごらんって言ったら
きっと、ひまわりのような絵を描くんじゃないかなって思います。

「ザおはな」だと思います。

ひまわりは、夏のお花
暑い夏の日に元気に空に向かって微笑んでいるイメージです。

ミゲはかつて太陽のように朗らかで
傍に居るだけで人々の気持ちを暖かくできる人なんだと思ってました。
いつも、ミゲの周りに来た人はにこやかに笑い
帰る人はきっと、すがしい気持ちになって帰っていったと思っていました。

が、今回の日食を見ていて気づいてしまったんです。
太陽は、人々を照らしもするが影をかならず作ってしまう。

太陽のつもりだったミゲはいつのまにか影から出られなくなっていました。
太陽のような人に顔を合わすのもつらい。

この数年、何も考えずに笑えたのは本当に数がすくないです。
多分、片手に足りる数だと思います。

そして、昨日、偏頭痛に一日苦しみました。
朝から、首からこめかみにかけて鈍痛がしていました。

寝起きによくやってしまう頭痛があります。
それは、11時くらいには大抵おさまるので気にしていませんでした。

が、お昼過ぎから拍動を伴う痛みに変わって来ました。
天候はうす曇りでした。

慌てて、イミグラン点媚薬(薬価1000円(1回分))を使ったのも遅かったのか
それから、胃の中が空っぽになっても吐き続けました。

家内や子供たちにこの姿を見せるのが本当につらくて
苦しいのと悔しいので涙がとまりません。

さいわい、家内と子供たちあ、USJに遊びに行っていて
のた打ち回る苦しみに汗だくになっているところは見られませんでした。

いつになったら、この、痛みの連鎖が終わってくれるんだろう。
いつになったら、胸を張って、子供たちに、とおちゃんが、稼いだ金だ
好きなものを買ってあげよう・・・・って言えるんだろう

神経内科の先生は今は、できるだけ、無理をせず、体を休めてくださいという。
会社の上司は、会社復帰するなら、今のうちに体力をつけてという。
リハビリの先生は、ブロック注射なんて、根本治療にならないという。
ペインクリニックの先生は、痛みが心をやませるから、痛みを取る事が先決という。
漢方の先生は体質改善でオケツを取るのが近道だという。
針の先生は、姿勢をよくするように心がけるように言う。
家内は、なんで、お米を洗って頂戴といったのに洗ってくれないのかという。
自分は、今、しんどくて動けないと応える。
単に、聞かれたら応えただけ。少ししたら、動けそうな気がしたから。
ただ、本当に動けるのかなんて、わからない。
だから、何も言えなかった。

家内はいう、「いいね、しんどいって言うだけで、なんでも免除されて」

しんどいといって免除されていることなんて何も無い。
この体の痛さから免除された日数なんて1ヶ月に数日。
この体の重さから免除された日数なんて、そもそもあるんだろうか。
仕事も行けずうしろめたいとい気持ちから免除された日なんて全く無い。

太陽だったはずの自分は
いつしか、太陽のような笑顔を見せて楽しそうな人を避けるようになりました。

家内に何をしているときが、一番落ち着くか聞かれました。
はっとしました。
この数年、おちつくなんて、感情全くもってないです。
なにかにイライラうするか、痛みに苦しむこの体を呪う毎日です。
落ち着くってどんな感情なんだろ。

痛みを忘れるためにゲームに没頭するだけの毎日。。。
それも長時間続けることはできず。
長いダンジョンで遊んだ後は天井を見上げ、方針状態。
その状態ですることは、ああ、ここも痛い、あそこも痛いと、痛いところ探し
自分を応援してくれるみんなの顔が、顔にあわせる顔が無いんです。
にこにこした、顔ってどんなときに作れる表情だったんだろ。

こんな俺を見て、家内はゲームばかりしているという。
実際、仕事がPC関係なのだからPCに座って何十時間も画面を見続けるのが仕事

リハビリのつもりである。どれだけ座っていられるのか。
画面に向かって、キーをタイピングし続けられるか。

プログラムの仕事なんて、一日に何文構文が書けて
走らせて見て、どれだけ、バグ取りできるか。
バズルなんです。子供のときから大好きだったパズルと同じなんです。

痛みに耐えかねて座ることも寝転ぶこともでき無い状態のときには
ぶりきさんの散歩を延長することが多いかもしれない。
ぶりきさんが変なところでマーキングしないか
拾い食いしないか、郵便屋さんに飛び掛らないか
注意が他に移るからホンノ少しだけ痛みのことがわすれられる。

痛みは首が一番だが
右肩上腕部接合部が長くて太い釘をさしこまれるように痛い。
左膝はいつも、鈍痛があり、左に体重をかけるといつ激痛が走るかわからない。
右側の肋骨が内臓にささっているんじゃないかと思うほどの痛み。
背中全体がジクジクと湿った痛み。
これらが、かわるがわる強くなったり弱くなったり
そこに、吐き気と頭痛が伴う。

なんてすばらしいアラカルトなんだろ。

家内によく聞かれる、
昨日より楽になった?

楽になった日はもう、何年も無いよ。
今日は首の痛みが少ないから、下を見た姿勢でも大丈夫そうだから
自転車の修理をしてみた。
が、頭痛と、体全体の痛みと吐き気は昨日と同じか、ひどいかもしれない。

こんなこと一々、比較して応えることはできないよ。

今日は頭痛がメインの痛みみたいだから
頭痛薬さえ飲んでいれば外出出来るかもてきな調子で
子供を外に連れて行って上げる。
でかけるときに、子供や家内に気づかれないよう
かなり多目の痛み止めをのみ、携帯用にかばんにつめる。

せっかく、子供たちを楽しませるために出てきたんだからと
昔取った杵柄、子供たちを一日中笑わせる。

帰ってきたら、電池切れでトイレに立つこともつらい。。。

普通のお父さんは、子供たちの笑顔をずっと引き出せていますか。
家内を心配させないでいられますか。

ミゲは他の人と同じじゃないとよく言っています。
ミゲは、ミゲなんです。
ポンコツな体しか持っていない人の顔をまともに見れない
人が間違ったことをいっていても訂正する自信も勇気もない。

普通って、本当は、物凄く難しいことなのかもしれない。

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